09 新潟漆器 新潟県
製品の技法 竹塗/朧銀塗
北前船が寄港する新潟は物資や文化の集散地として栄え、旦那衆は豊かな生活文化を醸成してきました。その精華が「遊び心」と言えます。竹塗は遊び心がもたらした贅沢な技法。竹に擬せられた変わり塗です。そして、朧銀塗の質感は金属そのもの。オマージュ・ド・ゼシンhommage de Zeshinというフランス語を冠したスタイリッシュな塗りには、この技法を考案した江戸末期の名工「柴田是真」への憧れと敬意が込められています。
製品の特徴
竹塗
1.下地造り 木地固め~錆付け~錆研ぎ~節付け~節研ぎ
竹塗の最も大事な工程が「節付け」。素地の表面に専用のヘラで錆を盛り付け、竹の節模様(親節、溝、枝節)を作り、ノミでかたちを整えます。
2. 塗り 下塗り~研ぎ~中塗り~研ぎ~上塗り~研ぎ~模様付け
錆研ぎ後、中塗り用の煤竹色の色漆を塗って研ぎ、上塗り用の色漆を塗り重ねて研ぎ、乾いたら、刷毛で筋や斑点などの地肌模様を付けます。
3.真菰付け~真菰研ぎ~艶上げ~胴摺り~艶上げ~磨き
透明漆を塗り、生乾きの状態で真菰粉を筆で蒔き付け、摺漆を繰り返して磨きます。
朧銀塗(おぼろぎんぬり)
1.下地造り 木地固め~錆付け~錆研ぎ
生漆を浸透させて木地固めを行い、錆付けして研ぎ、平滑にします。
2.塗り 下塗り~研ぎ~下塗り~粉撒き~研ぎ~中塗り~粉撒き~研ぎ~上塗り~粉撒き~上塗り研ぎ
下塗り、研ぎの後、さらに下塗りを施して錫粉を撒き付けます。中塗り、上塗りにおいても同様に撒き付け、朧銀のような自然な斑が出るように質感を演出します。
3. 仕上げ 粉止め~胴摺り~磨き
09新潟漆器
新潟漆器
- 漆印:朧銀塗(印伝ケース付)
- 漆印:竹塗(印伝ケース付)
- 漆印ケース:朧銀塗
- 漆印、漆印ケース
- 漆印ケース:竹塗
- 漆印、漆印ケース
- 漆印:朧銀塗(印伝ケース付)
- 漆印:竹塗(印伝ケース付)
- 漆印ケース:朧銀塗
- 漆印、漆印ケース
- 漆印ケース:竹塗
- 漆印、漆印ケース
サイズ目安
12mm丸 | 13.5mm丸 | 15mm丸 | 16.5mm丸 | 18.5mm丸 | |
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実印 | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
銀行印 | ○ | ◎ | ◎ | ||
認印 | ○ | △ |
書体見本
ご注文方法
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当方よりご注文の確認のためご連絡を差し上げます。
電話、メール等でお打合せをさせていただいた後、心を込めて制作させていただきます。
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代金のお支払いについて
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(法人からのご注文の場合、役務に当たるため、クレジットカード決済は出来ません。
代引き手数料 | |
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10,000円~30,000円未満 | 440円(税込) |
30,000円~100,000円未満 | 660円(税込) |
100,000円~300,000円未満 | 1,100円(税込) |
※商品の合計金額が30万円を超える場合は、2個口になります
●郵便代引き・・・商品引渡時に配達員に直接、現金でお支払いください。
代引き手数料 |
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265円 (税込) |
●銀行振込み(ゆうちょ、山梨中央銀行、ジャパンネットバンク)
納品可能日の一週間程前に振込先の連絡を致します。
製作期間について
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※お急ぎの場合はご相談下さい。
在庫なしの場合はお問い合わせください。
返品について
オリジナルで制作しますので基本的に返品不可。
ただし、彫刻した文字が万が一、気に入らない場合は、彫刻し直します(印材は短くなります)。送料は発送元負担。
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